いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オオルリにさよならを Ⅱ

キビタキのメスとよく似たオオルリのメス、判別できなくてもひとまず撮っておく。 地味なんだけど、メスの方がよく出てくれる。 キビタキのメスが飛んできて、なんかいっているけど動じなかった。 みんな頑張っている。

オオルリにさよならを

クマノミズキが不作ならアカメガシワがあるさと、県民の森のパークラインを探していると、奥の方で、谷の斜面で目線より低い抜けのよさそうな1本を見つけた。 待っているとオオルリやキビタキ、エゾビタキなどが次々にやって来た。 オオルリの成鳥のホバリン…

ハチクマはゆるやかに舞う

似たようなショットを繰り返し上げるが、やはり動画の方が雰囲気が伝わるかもしれない。 来年も行けたらぜひピークを選んでいきたい。 娘の撮った動画 上はおまけ youtu.be

イナバウアーで撮るハチクマ

大瀬崎展望台のすぐ真上を通過することも、鷹柱が立つこともあるが、気がついたらもう遅い。 レンズを付け替える暇もなく遠く高く過ぎ去っていく。 本当は撮る必要なんてない、凄い、綺麗とつぶやく方が大事なのかもしれないが、一応バーダーの端くれ、この…

ハチクマは飛んでいく

ときどき頭上を通り過ぎていくハチクマの群れがいる。 風に乗って瞬く間に過ぎていくのを写すのは至難の技だ。 大砲を手にして追う驚異のカメラマンもいるが、 わたしの手持ちのミラーレス機ではなんとかそれとわかる程度だ。 群れで絵にするのも間に合わな…

朝焼けのハチクマ

ハチクマの出立は日の出前のまだ暗いうちから始まった。 誰かが上がり始めたという声でそちらを見ると、北側の入江からゆっくりと旋回して舞い上がる群れが見えた。 カメラを向けても小さすぎてまだ合焦しない。 空をバックにした個体になんとか合わせて そ…

鷹見の見物

鷹柱の立つ場所は、風向きや上昇気流、ねぐらの場所などで変わってくるだろうし、見る者にとっては、当たり外れがある。 初日は遠くて、小さな群れが近くを通っただけだった。 翌日はフェリーの時間までのわずかな時間だったが、割と近くの断崖の入江から、…

鷹柱を眼下に見る

鷹見に関してわたしはミーハーだ。 ハチクマとアカハラダカの区別もつかない。 豆粒ほどの鳥を見て、あれは何と即座に識別するバーダーには、感心するより人間業と思えない。 そういうわたしも、渡りには心揺さぶられる。 九州の西端大瀬崎から、遙か700kmも…

大瀬崎展望台にて

思い立ってタカの渡りの西端ポイント、福江島の大瀬崎展望台に行って来た。 ハチクマの渡りは始まったばかりで、21、22日2日間だけの観察だったが、ここの景色やタカのパフォーマンスは非日常感に溢れ、いつにない感動だった。

ミサゴの止まり木

これもヤマセミ基地からのショット。 対岸の崖に設けた竹のダイブ台にはいろいろな鳥が止まる。 最近はミサゴがもっぱらだ。 川の様相が変わって、ヤマセミには若干浅過ぎるので、ここからは 飛び込まない。 サギやカワウや小鳥も休憩場所で利用する。 この…

仮設のヤマセミ基地

この10年余り、ヤマセミの撮影は、餌場となる川縁の基地と呼ぶシェルターから行って来た。 増水で流されたり、河川敷の整地工事で撤去したりで、幾度もの変遷はあったが、ほぼ同じ場所に設けられてきた。 しかし、遮蔽物の竹やぶや葦原が消え、上流のダムの…

秋のチョウ Ⅲ

花の命と同様に、蝶の命も短い。 一概には言えないが、成蝶は10日前後のようでセミよりも短い。 ただ、一部の蛹が越冬して、また子孫を残す。 卵、幼虫、蛹となってほんの1、2%が成蝶となって卵を産む。 秋の蝶は尾羽うち枯らしているが、春から秋にかけ…

秋のチョウ Ⅱ

ツマグロヒョウモンが、湖畔のノリウツギの花に群がっていた。 吸蜜という感じではない。 まだ羽も形を保って、若々しい。 オスの方が多い。

秋のチョウ

名がメスの体を表している稀なチョウのツマグロヒョウモン、夏を謳歌してお勤めを果たしたかと思ったら、尾羽打ち枯らしてもなお頑張っていた。 ご苦労さん。 夏にも頑張ってたんだけど

ゴジュウカラのイナバウアー

旬ネタが途切れたら、水場に行って留鳥のパフォーマンスを撮ればいい。 パフォーマンスというか、日常の行動パターンにすぎないが、わかっていても他所ではなかなか撮るチャンスはないはずだ。 ところがここでは難しそうで簡単、知らない人がみれば感心する…

サンショウクイに肩透かし

わたしは鳥運がない。 どうもタイミングの読みが甘いらしい。 台風の後なら待機中の群れが飛ぶに違いないと勇んで出かけたら、わずか3羽が飛んだだけ。 そのあとは、今日は300羽、その次の日は400と、垂涎というか、血涙というか当たりの情報が引きも…

埋め種だっていいじゃないか ムナグロだもの

同じといえば同じだが、何回か行って、これが最後に撮ったショットで、まだ上げてないものだから、新ネタといえばいえる。 何度でも上げたくなる鳥はそう多くない。 ムナグロは地味なようでだんだん見ているだけで愛おしくなる。 もう抜けただろうか。

アユを鷲(鶚)掴み

これだけのアユを獲れるだから、ミサゴの腕も大したもんだ。 その割に後でカラスに横取りされたり、落としたりとドジをむむところがまた愛嬌がある。 これを猛禽に入れるのは、若干釈然としないところがあるが、かっこいいことはかわりない。

アゲハのワルツ

野鳥や虫などの生物には気象に対する余知能力は備わっているのだろうか。 臨機応変に対応するだけでは生き延びることは難しかろう。 旅鳥や旅蝶はちゃんとどこかで待機したり、ルートを変更していて欲しい。 温暖化での気象の激甚化に上手く対応できてくれる…

エゾビタキ御一行様いらっしゃい

クマノミズキにエゾビタキが入らないので、近場のアカメガシワを見にいくと、こちらには何羽か入っていた。 それぞれに違ったルートがあるのか。 そばにアスレチックコースができて、人の気配がするからか出は悪い。 それとも早い時間に採餌するのかな。 エ…

コサメムーチョ

旅鳥のエゾビタキがクマノミズキに入り始めたとの知らせで、坊主山入口のポイントに出かけた。 天気は曇りのち晴れで絶好だったが、もうエゾビタキは初陣は抜けたのか、わたしには出会えなかった。 代わりにというかここでは夏鳥のコサメビタキが何度か顔を…

ホウジャクの弁明

ホウジャクはスズメガ科に属する通り蛾の仲間というか羽を閉じれば蛾そのものだ。 でも蛾だって蝶目だからチョウとだって画然と区別される訳でもない。 漢字で書くと蜂雀だからハチドリとだって当たらずとも遠からじだ。 ホバリングしながら、長い口吻を伸ば…

ブルービーさんご苦労さん

湿田にミソハギが自生している場所があって 、ブルービーやホウジャクはいるのだが、ぬかるんだところは気持ちが悪くてためらっていた。 しかし丈が高いので抜けのいい写真が撮れそうのなので、地主さんに断って、勇を鼓して入って見た。 倒れたりカメラを落…

ソリハシシギの住めば都

確かに餌は豊富だし、ハヤブサに襲われるにしても毎日ではないし、ねぐらもどこかにあるし、越冬地には寒くなってからでもいいし、ここで暮らすのも悪くはないのでは・・・ ソリハシシギの気持ちはわからないけど、アオアシシギやダイゼンのように冬でも見ら…

海の蝶

そろそろかなと思って海星館にアサギマダラを見にいったが、フジバカマもまだでちょっとばかり時期尚早だった。 でも色々なアゲハチョウが舞っていて、中には海をバックに撮れそうなやつがいたので粘って見た。 チョウがもう少しアップになればいい感じだが…

ムナグロの賞味期限

8月の下旬に出会ったムナグロの小群は1週間たった先日もまだ同じ場所にいた。 ただ最初は9羽だったが、先日は5羽しか見えなかったのが気がかりではある。 シギはあまり動きが敏捷でない気がするし、この辺は猛禽も多い。 ただこの時も、最初は見えなかっ…

クロサギは飛んでいく

よく海岸線を走るが、ここのような磯は地元にはもうほとんどない。 わずかに残された数百メートルの岩場は留鳥や旅鳥の餌場やねぐらとしてかけがえのない場所なのだ。 数人のバーダー以外に、ここに様々な鳥が入ることに気づくものはいない。 このクロサギの…

クロサギの漁

不謹慎の誹りは免れないが、こどもの頃台風が好きだった。 大きな川もなく、奥まった田舎にあった我が家は水没の恐れはなかった。 家の横のため池に温泉の泥が流れ込んで、鯉やドジョウがアップアップ上がってくるのを待ったり、柿や栗の実が地面に落ちたの…

水場に涼を求めて

久しぶりに坊主山の水場に出かけた。 ここに水場を設けてくれたのも、水を絶やさず維持されているのも、偏に名人のおかげだ。 1年中、間近で様々な鳥の姿を見ることができる。 このブログの更新が途絶えそうになったとき、暑さで行き場に困ったとき、気持ち…

ゴジュウカラに罪はない

バーダー閑居して不善を為すで、色々とつまらないことを考える。 コロナ後の鳥見はどうなるのか。 どうなるのか。 バーダーがどっと押し寄せるようなことは地元では滅多にないが、ヤマセミ基地に何人も一緒に入るなんてことは難しくなるな。 旬の鳥も時間差…