2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
花筏ならぬ、花鵤。 花筏はもう少し先。 春先、ウソが花芽を食べていたが、大したことはなかったようで、今年は見事に咲き誇っている。 どういうわけか、ソメイヨシノもヤマザクラも同時に咲いている。 イカルの群れが地面に降りて、餌を啄ばんでいるが、と…
ヤツガシラに食傷した向きもあろうかと、あっさりしたセイタカシギをあしらって見ました。 当地で越冬してくれました。 でも、もう1羽はどうしたんだろう。
ヤツガシラに憧れて10余年、ただ、週末バーダーでは 軽いフットワークは望めず、切歯扼腕して来た。 休日などの遠征も、タイミングが合わず、後の祭りということばかり。 やっと、この2年、時間だけは余裕が出て、闘志を燃やしては見たものの、遠征へのハ…
ヤツガシラは多くのバーダーの憧れだろう。 しかし、バーダーは内密主義で居場所を秘匿する。 地元に入ればそんなことはないが、あいにくルートは西側の海岸線で、逗留中に情報が来ることはない。 ならば先手を打つ他はない。 幸い時間だけはたっぷりできた…
ヤツガシラは疲れているのか、警戒心というものがないのか、ちょっと足りないのか、いくらでも近づいてくる。 まあ、いいけど。 天敵にはやられるな。
娘が、遠征に出かける話をした際に、「会えたらいいね、でも本当に会えたりしたら、すぐにポックリいくんじゃない」などという。 わたしも、限り無しにシャッターを押しながら、どんどん運が尽きていく気がしてならなかった。 そんなわけで、もう先が長くあ…
ヤツガシラは里芋じゃなくて、八岐の大蛇の喩えと思えばいいのかね。 メドゥーサという方が近いか。 冠羽が意思表示するわけだ。 冠羽を立てて広げたところを狙うのだが、これが難しい。 ずっと地面を歩き回って、忘れた頃にパッと開く。 手持ちで待ってたら…
ヤツガシラは日がな一日、芝生で餌を食べていた。 地中に細く長い嘴を差し込んで、小さな虫を引っ張り出す。 それを宙に放り上げて、嘴の奥で受けて飲み込む。 相当数食べなければ、腹は膨らまないだろう。 食べるのに必死で、バーダーには目もくれない。
やっとヤツガシラに出会えた。 何も情報はなかったけれど、地元を通過した情報はあったので、天候の頃合いを見計らって、遠征してきた。 なんとちゃんといた。 テンションは上がったけれど、あっけない感じは拭えない。 そばに来て足元で餌を漁る。 馴染みの…
タイの田園は旅鳥の越冬地でもある。 ガイドブックで、ノゴマやオガワコマドリがそこらへんにウハウハいることということで、期待して出かけたが、まだ時期尚早だったのか、見つける腕がなかったのか、いるのは水鳥ばかりだった。 ここはブラックカイトの群…
わたしはタイ中毒者である。 よくいえばエヴァンジェリストかな。 もっとも身近なバーダーにしか薦めてはないが。 その訳は、安上がり、時差がない、気候が快適であることに加えて、撮り放題、そしてタイにすむ身内が全てお膳立てしてくれるからである。 そ…
バンコクのチャオプラヤー川 を挟んだ対岸の、巾着状の広大な地域が、シーナコンクエンカン公園だ。 フェリーやカヌーのような渡船で行くと近いが、車で橋を渡って行くと1時間以上かかる。 クイーン・シリキット公園を出て、空港のチェックインまでの余った…
新型コロナウイルス感染症については、そう安穏としていられる身分ではない。 なんとかこれ以上広がらないでほしい。 ワクチンができるまでの1年か2年、もらわないように逃げ回る必要がある。 年が年だし、呼吸器に持病があり、罹れば1発必中だろう。 脳…
あちこちで、道路の補修改修工事が目白押しだ。 まあ良くなるものなら仕方ない。 別に行くあてもなく彷徨っているだけだから。 でも、このトラちゃんにだけはだいぶ予算と時間を費やさせられた。 なんでわたしの前にだけ姿を現さないのか、諦め掛けていたら…
ほとんどのカモが飛び去った後に、まだちらほらとのんびりガモが居残っている。 別にシーズンには目もくれなかったカモだけど、端境期にはカメラを向けてしまうし、なんだか愛おしい。 花見をして行っておくれ。 コラボはしきらんけど。
まだ、ハジロカイツブリの群れがときどき見られる。 群れで繁殖地を目指しながら、こう行った形の共同作業を行っているようだ。 長い間に培われた習性なんだろうか。 潜る時は必ず、同時に固まって潜る。
前記のフクロウもバンコク市内のクイーン・シリキット公園と隣接のチャトチャック公園で撮ったものだが、どこがどうなのかは広大すぎてわからない。 園内を、たくさんのバーダーが、それぞれの鳥狙いで散策したり、たむろしていた。 アオバズクの木のすぐそ…
別の場所でもバーダーが上を眺めている場所があった。 ひとつは縞模様の小さなフクロウだったが、さっぱり動かず、目も開けない。 やっと、開けたところを撮って移ると、またバーダーがたくさん集まっている。 別の鳥狙いの人もいたが、高いところを眺めてい…
コキンメフクロウを見ていたら、やってきたバーダーさんがあっちにもフクロウがいるという。 行って探すけど、さっぱりわからない。 園内の清掃係のおばさんが、ほらほらあそこと教えてくれるけど、熱帯樹の葉っぱが茂っていてとてもわからない。 一緒に探し…
フクロウ類は誰からも愛される鳥だが、日本だと夜行性のこともあり、なかなか野生ではお目にかかれない。 この小さなコキンメフクロウは、東南アジアでは、都市の公園や寺院の境内の木の上で割と見られやすい。 昨年のタイ旅行で、バンコクに住む身内の知人…
バーダーをいつも慰めてくれるのはジョビちゃん。 鳥見を始めた頃、その楽しさを教えてくれたのもジョビちゃんだった。 デジスコで至近距離から撮ると、その微細な羽毛の構造が、全く違った魅力を発してきた。 しばらくはデジスコのクローズアップにはまって…
ビンズイと聞いて、鳥の名だと思い当たる人は鳥通である。 わたしは、天平飛鳥の宝物か何かから採った名だと思った。 なんのことはない、ビンビンツイツイ鳴くからビンズイだと。 便追と漢字で書いても、当て字だから意味はわからない。 わからないところが…
イカルの群れをあちこちで見かける。 ことさら多いのは、北へ戻る途上のものが混じっているからか。 その嘴は木の実を割るためかと思っていたら、必ずしも木の実ばかりではないらしい。 地面に降りているイカルを撮って見たら、甲虫のようだった。 鳥の食性…
公園に行ってカラ類を写してくれば更新はできる。 でもそれだけでは脳活にはならない。 前向きななにかがなければ生きて行けない。 やさしくなければ生きる資格がない。 鳥見はハードボイルドでなければならない。 タフである必要はないけど、後ろ向きではダ…
イタドリは子供の頃、サトガラと言った。 ウドの大木みたいになって枯れた姿は見る影もないが、春の芽吹きの頃は、アスパラのようにすっくと赤く棒状に伸びる。 茎を根元からポキっと折って、赤い皮をスーッと剥くと、中空の芯は酸味とサクサクの歯ごたえだ…
迷鳥にそれほどぞっこんなわけでもない。 ましてや地味な鳥には。 しかし、はるばる何千キロも旅して来た鳥となるとロマンは感じる。 迷鳥のまま一生を終わるのか。 寅さんに憧れるようなものか。 地元に閑古鳥が鳴くので、鳥友さんの車に同乗して連れていっ…
今年は冬鳥が撮れないと嘆いていた。 それをこのように申し分なく撮れるようにお膳立てしてくれたのは、今回も、我々鳥見仲間のリーダーの名人だった。 今年はベニマシコのオスは会えないものと諦めていた。 それを餌場を見つけ、餌のイタドリが尽きる頃から…
去年の年末、事情は違うが、なんとなく後が無いという状況の2人が、急遽タイへ鳥見に出かけることになった。 海外遠征というとタイしかないとというか、タイに行けばなんとかなると思っているので、話は早い。 就航して間もないLCCの直行便と、ガイド無しで…
ミソサザは、小さく可愛い、絵になる場所にいる、声が大きくて見つけやすい、と野鳥の魅力に溢れている。 割と撮りやすいのがネタとして及第点である。 何回アップしてもどこからも文句は出ないんだけど。 なんか弁解がましいのは止めんといかんな。
男池園地に出かけると雪もない。 今年は春が早いというより暖冬だ。 ミソサザイのさえずりが聞こえる。 カワガラスが餌を運んでいるのに出くわした。 もう営巣しているんだろうか。