いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

亜麻色の髪の色

今年はアマサギを見かけないという。 代掻きの時期に昔は牛、現代では赤いトラクターの後ろで餌を漁っているものなのだが。 アマサギについてちょっと受け売りしたいことがあって、ネタ材に探して見たが、言われる通りどこにもいない。 もうほぼ田植えも終わ…

町場のササゴイ

ササゴイの数がめっきり少なくなった。 営巣地が撤去されていくからだろうか。 何年か前から、町のど真ん中の一番騒々しい場所でササゴイが繁殖するようになった。 公園や防風林じゃなくてなぜ街路樹なんだろうか。 そちらはムクドリやカラスに占拠されてい…

梅雨はチョウトンボの季節です

鳥はいなくてもチョウじゃないトンボはいる。 梅雨入りしたというのに北の空に雲の切間がある。 これは鳥見には格好の天気なんだが、いかんせん鳥にとっては梅雨は稼ぎどき、繁殖どきで隠れてる。 北のハス畑を覗くとハスの花がちらほら。 ハスといえばチョ…

声はすれども姿は見えず

バーダーになるのは簡単で、自分でバーダーだと思えばいい。 自他共に認めるバーダーというのはそうザラにはいない。 年取ってロクヨン買ったくらいでは、誰もが認めるバーダーにはなれない。 ゴルフクラブを買ったら、ゴルファーと呼ばれるくらいのものだ。…

閑古鳥のなく頃

閑古鳥はカッコウのこと。 先日テレビでやっていたけど、鳩時計というのは実はカッコウ時計のことなんだと。 閑古鳥時計では縁起が悪いから鳩時計になったとのこと。 確かにハトの鳴き声ではないなと思ってはいた。 それではメリハリがないしな。 他の鳥がさ…

ソウシチョウの行水

ソウシチョウが出ればよほどネタのないときだ。 ソウシチョウは好きでも嫌いでもないが、外来種というのは迷惑な存在ではある。 山で一番うるさいのは今ではソウシチョウとガビチョウにあっという間になってしまった。 水場にもだんだん大きな顔でやってくる…

花と虫さん

我が家はみんな虫好きだ。 虫だけではない、どちらかというと生き物好きだ。 どちらかというと人嫌いかもしれない。 人よりも猫の方が大事だというものもいる。 わたしはどちらかというと鳥、人の半分、虫、・・・・犬、人のもう半分、猫くらいの順だ。 鳥が…

ラベンダー祭りだったけど

何か鳥ネタはないかと探して見るが、繁殖中の鳥たちはそうやすやすと出てくれない。 ラベンダー祭りの幟に惹かれて、ひょっとしたら絵になるシーンが撮れるかもと行ってみたが、ラベンダーというのは株数は多くてもあまりパッとしない。 周りに手入れされて…

ホオアカのサービス

まだハナウドにコヨシキリやユウスゲにコジュリンのコラボにはいっときある。 でも高原にはホオアカやオオヨシキリ、ホオジロの声が喧しい。 今年は梅雨入りが遅いのだが、野鳥の動静にはどうなんだろう。 梅雨の晴れ間は、暑すぎず明るすぎず快適だが、バー…

今年も来ましたアオバズク

ここ数年アオバズクの営巣場所は維持されている。 わたしが知っている場所には、今年も営巣が始まっていた。 5、6年前まで営巣木だった大榎が先々月に切られた。 畳1畳ほどもある切り株を見ると、もうこんな木はどこにもないだろうと悲観的になる。 橋け…

チャオプラヤーの河畔にて

タイの寺院は華美で陽気だ。 夜になっても輝いている。 人を弔う場所なのか、ただただ仏を讃える場所なのか。 旅人は宗教心よりも異国情緒を楽しんでいる。 タイの若者にもインスタ映えする場所としての景観だ。 マイペンライと思える最後の夜だった。 チャ…

ワットアルンラーチャワラーラームの昼と夜

今回は余裕のある遠征をということで、バンコクでの観光を前後に設けた。 生真面目なバーダーは寺院の参拝くらいなものだけど、チャオプラヤー川沿いに立ち並ぶ壮大なワット群は見るだけで圧倒される。 川を遡って、右岸のタイル装飾のワットアルンと左岸の…

猿には愛されたバーダー

仏教国タイは非殺生の国、犬をはじめ、トッケイや虫も我が物顔で内外を闊歩している。 宿に入るとまず猿が出迎えてくれる。 バンガローでもすきあらばと狙っている。 宿のレストランの2階にバーがあって、そこにも猿が出入りしている。 まさか接待役じゃな…

バンコクで写っていた鳥

特にカメラを向けたりはしなかったけれど、街中にも緑があると、サンバードやヒヨドリなどいろいろな鳥が飛び交っていた。 緑が多くて、餌になるものは豊富にある感じだ。 カラスやドバトやスズメもいるが、少し日本とは違うのは当然だ。 これでも日本までく…

ネタも底をついて

重箱ならわかるけどゴミ箱の隅からリサイクルしなければ、もう、めぼしいものはありません。 アオショウビンはあちこちで見かける鳥だけど、いざ撮る段になると厄介な鳥だった。 ヒメコノハドリ (Common Iora)? シキチョウ♀(Oriental Magpie Robin)幼鳥? …

一番小さなキツツキ

インドミツユビコゲラはとてもキツツキには見えないキツツキだ。 地味ではあるが、海外のバーダーはこの小さい鳥を写したがる。 ガイドは国立公園内の熱帯雨林のトレイルを引っ張っていって、枯れた竹の穴を教えて、あそこに親鳥が20分ごとに餌を運んで来…

インドトサカゲリの空中ショー

南タイの岩山が連なる国立公園をドライブしながら、国道沿いのビューポイントに上がると、ケリが激しく鳴きながらあたりを旋回し始めた。 どうやら営巣地に踏み込んだらしい。 周りは絶景で、そこを飛ぶケリもタイではポピュラーな鳥だが、結構南タイらしい…

花を啄ばむ鳥

サンバードと同じくらいの大きさでよく見かける鳥だが、花というより木の実をつついていることの方が多い。 通りのレストランに飾ったバナナをつついている姿は、さながらベビーギャングといった風だった。 オレンジハナドリ(Orange-Bellied Flowerpecker)

蜘蛛よりバナナ

コクモカリドリは一番花とのコラボが撮りやすいサンバードの仲間で、ゲストハウスの庭のバナナの花に蜜を吸いに頻繁にやって来た。 その名の通り小昆虫も器用に食べるらしいが、狩りの姿はなかなかお目にかかれない。 バナナ以外のバショウ科のヘリコニアな…

オオヨシキリの巣の上で

鳥の世界は非情である。 巣は子育てのためのものであるから、托卵のカッコウには巣は必要ない。 托卵はネグレクトとは違う。 人知の及ばない野鳥界の営みとでもいうべきか。 高原に里親のオオヨシキリの声が喧しい。 多分ここらあたりが巡回路だろうと、車を…

アオバトの潮飲みの季節

一年中潮飲みには来ている気配だが、今頃になると急激に数が増える。 若鳥が加わるせいだろうか。 風は涼しいが、日差しはとても厳しい。 薄曇りの日にか朝方に行くのがいいかもしれない。 大潮の満潮時はダメだが潮はあまり関係ない。 猫に餌をやる爺さんが…

心残りな鳥たち

ジャングルは暗くて高い。 一見なんの鳥も潜んでいないように見えて、その実たくさんの生き物が息をひそめている。 当然ガイドの助け無くしてそれらを見ることは難しい。 ガイドは何を手掛かりに探すのかわからないが、薄暗い葉陰や、高い梢にそれらを探し出…

短夜の夢

タイの熱帯性気候は堪えた。 雨季に入ってはいたが、雨は夕方から夜にスコールで降るだけなので、午前中の鳥見にはほとんど影響なかった。 朝や雨上がりは少し涼しくなるが、汗をかかないときはなかった。 蚊帳の中で寝ると風が通らないのでシーツはいつもじ…

宿周辺の探鳥

高温多湿の熱帯での鳥見は厳しい。 ガイドは近辺を5キロほどを歩いて回るという。 宿のピックアップを借りて、ポイント間はそれで行くことにはなったが、ヒルの心配はないというものの、蚊いるわ蟻はいるわでかなりの苦行を強いられる。 でも最初はミナミヤ…

千載一遇のカワリサンコウチョウ

雨季に入り、繁殖期もほぼ終わりに近づいた南タイは、鳥見にはあまり格好な時期とは言えないようだった。 そのせいか、宿の近辺でも鳥の声は地元より少ない感じだった。 しかし朝には毛色の変わったヤイロチョウやキツツキの声がすぐ近くの森から聞こえて来…

ハイビスカスにサンバード

宿のハイビスカスに朝や雨上がりにサンバードが蜜を吸いにやって来る。 小さくてちょこまか陰を動き回るので、捉えるのが一苦労だった。 ここに来るのは若干地味なキバラタイヨウチョウやムネアカタイヨウチョウだったが、それでも花とのコラボは絵になる。 …

極楽と地獄

今回の鳥見仲間4人での南タイ遠征のハイライトというか、これしか思い浮かばないショットがカワリサンコウチョウ(Asinan Paradise Flycatcher)のオスの白色型(morph)だった。 鳥見の遠征というか、結果的には雨季ジャングル酷暑体験ツアーみたいになって…

1週間のご無沙汰です

南タイからバンコクへ戻ってきたところです。 鳥ネタはまだKFに留まったままです。 iPhoneのショットしかアップできません。 話題のタラートロットファイ・ラチャダーで夕食を食べました。