いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

とかく鳥見はままならぬ

遠征に行って来た。 確実な情報で行くのではない。 鳥見に確実というものはない。 行き当たりばったりのフーテンバーディングである。 パクリ遠征、便乗遠征というべきか。 請求書が来たらまずいので詳細は省く。 いささか策に溺れた。 どれも外れた。 鳥運…

若いベニマシコもそれなりに

バーダーは依怙贔屓する。 人の目で見て、美しい、貴重だ、珍しいなどといって肩入れする。 鳥にとって与り知らぬところだが、あるがままで全てが美しい、愛おしいという境地が、自ずと訪れる。 それは境地というより、価値観のやむない老朽化なのかもしれな…

遠ざかるカヤクグリ

地元でカヤクグリなんて、自分で探して撮れるものではない。 それを言えばどんな鳥だってそうである。 探し出すためには、慧眼が必要である。 わたしには鶏眼ならあるが、これは足の裏にあるんで、鶏とついてるが、鳥は見えない。 知らない?、魚の目のこと…

地元ベニマシコリベンジ

やっと出た。 もう諦めていたベニマシコが。 話には聞いていたし、実際に撮った仲間もいたけれど、なかなか手強いとは思っていた。 出ても遠いし、枝被りだし、証拠写真ではしょうがない。 最近になって、ミヤマホオジロやアトリに混じるようになったと聞い…

揚げてないミコアイサ

大分の唐揚げはうまい。 飽きることはない。 揚げてない鳥は、飽きる。 あれほど恋い焦がれていたミコアイサも、これだけの数、撮り放題だと食傷する。 憑き物が落ちたように、気持ちがトーンダウンする。 3日経ったら飽きる美女のようなものだ。 美女と付…

限りなく無垢なコクガン

バーダーは鳥のありのままを見ているわけではない。 ファインダーを通してだったり、双眼鏡を用いてだったり、はるかかなただったり、暗かったりして、得られた画像は調整されたものだったりする。 だから、頭の中にあるイメージは、ある意味作られたもので…

ミコアイサ 水面と空の間に

ミコアイサは県内には1、2度オスメス数羽が立ち寄ったところを撮ったことがある。 アイサのついたカモはどれも食指をそそるが、コウライアイサほどではなくても、そのユニークな姿は非常に魅力的だ。 数年前から、どこかの飛来地に会いに行って見たいと思…

今そこにいるミコアイサ

ミーハーだから、ミコアイサがウハウハいると聞くと、矢も盾もたまらない。 毎日が日曜日だから、自分はいいが、付き添いがないと動けないバーダーは身内頼り。 それで週末、娘に付き合ってもらって、1泊の遠征を敢行した。 なんでこんなところにという市街…

ハゼの木レストランの常連さん

ハゼの木に来る鳥はたくさんいる。 山の好みの木の実が片付くと、やっと腰の重い鳥たちも端境期用のハゼの実にやってくる。 いや、シロハラやツグミが大挙してくるようになると、そろそろ冬も終わりに近づいているという知らせだ。 ハゼの実は、人目を避けた…

ルリビタキの野郎*2

ルリビタキのオスはなかなか姿を現さなかった。 山に十分餌があったからだということだろうが、本人に聞いたことではない。 メスには、ここのハゼの木でも水場でもチョイチョイ出会えていた。 警戒心が強くて、人影があると出てこないのかとも思って見たが、…

四浦半島春景色

河津桜が見頃だと聞いて、一人寂しく行って来ました。 町はさくら祭りの真っ最中。 さざえめし弁当を買って、保戸島が目と鼻の先の間元海峡まで行って食べた。 550円にしてはうまい。 何を期待して来たんだったか忘れた。

ウミアイサの追い込み漁

漁港でのウミアイサの漁はおなじみだが、外海での集団での漁は初めてだった。 魚を追ってそれぞれが潜ったり、隊列を組んで同時に追い詰めたり、岩場に追い込んだり、様々な漁法を目の当たりにした。 これから、だんだんウミアイサも集まって来て、北上して…

わたしにも写せます 写ルンです

キクイタダキ狙いで水場に来ていた県外からの鳥友を、一向に気配がないので、周遊道路の最奥部のカヤクグリポイントに案内した。 どんな鳥もただ待っていれば撮れるというものではない。 餌のイタドリやヌルデの実ももう尽きている。 それを見越して、名人が…

やはり田に置け春タゲリ

やはりタゲリは緑の中で、春の陽に輝いている時が一番美しい。

ヤンキーバード HZK27

ハゼの木で撮ったけど、PCが満タンなので在庫整理です。 可愛いだけではダメなんだよね。 何かパフォーマンスができるとか。 コラボで映えるとか。 「何、勝手な御託並べてんだよ。 てめえが何の細工もできねえだけじゃんかよ。 散ったあましに撮ってみろっ…

無駄足という足はない

鳥見の情報というのは、往々にして肩透かしを食うことが多い。 鳥には羽があるから好き勝手に飛んでいくし、誰も引き止めることはできないからね。 だったら、それが無駄足かというと、そんなことはない。 鳥見の楽しみは、出現ポイントまでのプロセスすなわ…

ウソの性別に関するウソについて

遠くでフィーホー、フィーホーと声がする。 昼過ぎると、日が陰ってか曇ってか、気温が下がり集中力が乏しくなる。 隣の車からNさんが何か叫んでいる。 「ウソが来とるよ」 どこに。 「ウソが来とるよ」 ハイハイ、今度は水場やね。 すぐ飛び立って、遠くで…

立春のマガン

立春の干拓地の畑のホトケノザの中に、1羽の若いマガンが佇んでいた。 迷子なのか置き去りなのか、カモについて来てしまったのか。 いずれは北に向かうものと一緒に落ち合う場所があるのカモ、マガン張って。

撮らぬシギチの潮算用

わたしの中では、シギチは大潮の満潮前というのが定説だった。 今回もアボセットが逗留中と教えられた大授搦で、きっちり至近距離で決めるつもりだった。 天気も上々、朝焼けの中をシチメンソウテラスで、シギチの接近移動を待ち受けるも、いつまで立っても…

こっちのハゼはう~まいぞ

なかなかハゼの木に来るべき鳥(バーダーに都合のいいという意味)が来てくれない。 仕方なしにやって来た鳥にレンズを向ける。 どういうコンセプトで一絡げにするかが腕の見せ所だが、閑古鳥という言葉が浮かぶも、それでは申し訳ないので、野鳥間格差とい…

撮れれば簡単カヤクグリ

ルリビタキのポイントで待つが、、一向に姿を現さない。 諦めて、難度は上がるがベニマシコのポイントに分け入ると、深山には珍しい賑わいだった。 鳥見仲間がベニマシコをものにしたという。 キクイタダキやウソも来るという。 カヤクグリはミヤマホオジロ…

わたしに撮らない鳥はない

わたしに撮れない鳥はある。 それはそれ この画像お買い上げいただけますでしょうか。 GOHHHHHHHH!

鳥見と避寒

冬は理不尽である。 室内が外気より寒い。 別にシロクマと暮らしているからではない。 経費節減でもエコ志向でもない。 密かにヒートショック計画でも目論まれているようだ。 そうはいくかと、わたしは車中の人となって、エアコンを効かせて暖をとる。 ただ…