いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

バーダーの幸せな休日

どうにもしっくりこないタイトルではある。 毎日が休日のバーダーにとって、あえて休日ということもないといえばない。 だが、休日になってやっと1ヶ月が経ったところである。 50年働いて来たところの1ヶ月である。 まだまだ休日気分でいたっていいだろう…

朝浜辺を 波に千鳥

コチドリが営巣をしている浜辺。 ツバメチドリを探して浜を歩くと、コチドリが注意をそらすように鳴き喚く。 健気さに敬意を払ってそちらへ近づくと、さらにそらすまいとポーズをとる。 それはそれでバーダーは嬉しい。

今更ながらクロサギ

旬ネタが乏しいときは、磯に行ってクロサギ。 面倒だから手持ちのミラーレス200mmでやるが、なかなかピンが来ない。 EVFというのに慣れない。 像がにじんで揺れて、ピンが来ているのかどうかわからず、シャッター押すとほぼピンボケ。 下手なショットの言い…

豊予海峡塵景色

鳥の群れを撮ると、家人からはゴミと言われる。 もののない時代に育ったわたしは、心豊かになって好きなんだが。 旅の途上の鳥の群れは、感動的でさえある。 いつまでも見送って、彼らの無事を願う。 遠くから見たら、確かに横で見ていたおじさんがいってた…

エナガの巣立ち

野鳥の成長は早い。 エナガも抱卵から巣立ちまでおよそ1ヶ月という。 エナガがせわしなく餌を運んでいたので、巣でもあるかとあたりを見回すと、低いところで1羽のヒナが口を開けていた。 他のヒナは見当たらなかったので、移動してきたらしい。 未成熟な…

そして誰もいなくならなかった

公園のカルガモさんは、今年は13羽生まれたとのこと。 翌朝には12羽になっていたが。 毎年10羽前後生まれて、最後は消えてしまうので、1度目にするとあとは心穏やかではいられない。 昨日の朝、見に行くと、そばでカラスが狙っていて、大声を出して駆…

なりにケリ

先週あたりから、ケリの姿を見るようになった。 3、4ヶ所くらいで営巣を始めたようだ。 番いでいるのはまだ抱卵を始めてはいないようだ。 オスが警戒態勢のところは、どこかでメスが抱卵しているらしい。 ともかく今年も営巣を始めてくれて安心した。

毎日週末あるある

キジさんもわたしの毎日週末バーダー就任を祝ってくれた。 バンザーイ! キジしかないのか。 まだ若干の違和感があるが、毎日朝から出かけるのにも慣れてきた。 ふと、あれ、俺は何か勘違いしてないかと不安になる。 いや、いいんだと、アクセルを踏む。 高…

タンポポにキジ

雉も鳴かずばというけれど、今の時期、そこらあたりにキジが鳴いている。 どうぞ撃ってくださいというように、すぐそばにきてホロ打ちする。 花とコラボすれば絵になると単純に思っているバーダーは、春のお花畑は格好な待機ポイント。 それがなんとかなるん…

花盛りのノビタキ

ノビタキの旬は短い。 通りすがりの旬である。 ワンチャンスあるかないか。 だから焦る。 会えると感動する。 そこにいるかもしれないのに会えない。 教えてもらって、そこに行って探し回っても、すぐには会えない。 再チャレンジして、手取り足取り教えても…

波を見ていたツバメチドリ

ツバメチドリは愛らしい。 北や南の干拓地に行って、そろそろ会いたいと探していたら、鳥友から来てるぜと知らせがあった。 すぐに教えられた隣市の浜に出かけると、先に来ていた仲間が居場所を教えてくれた。 近くの砂地にじっとしていれば、ちょっと見なか…

ちょっと変身クロツラヘラサギ・ヘラサギ

クロツラヘラサギやヘラサギの婚姻色については知らなかった。 成鳥だけのことのようだ。 ちょっと違和感というか新鮮な感じがする。 クロツラの数も今度は50羽近くいる。 繁殖地ではどうなんだろうか。 増えているんだと嬉しい。

大授搦のクロツラヘラサギ

大授搦のクロツラヘラサギはまだ居残っていました。 成鳥の羽は婚姻色の黄色に染まっていました。 潮の干満で干潟の居場所を変えていきます。 これは引き潮で少しずつ後退していくときの移動風景です。

桜三重奏

猪ノ瀬戸は野焼きが復活して湿原本来の姿が復活して来た。 さくら草が湿原の花なのかどうか知らないが、だんだんそのテリトリーが広がって来ている。 由布山麓のさくら草が有名だったけれど、野焼きをすると優勢になるのかな。 道路際の山桜は、40年くらい前…

苦肉のヒメウ

毎日鳥見なら、なんかネタは調達できるだろうとたかを括っていたが、そうは問屋がおろさなかった。 鳥見は時間だけあってもダメだった。 余生というのも案外辛いものだ。 わたしがいうまでもないか。

「風景」のパクリ

いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな ひまじんのばーだー いちめんのなのはな 山村暮鳥のパクリ 両子山 長崎鼻 姫島

週日の久住山桜の園

くどいタイトルですが、鳥が無理なら噂のスポットということで、久住の4千本の山桜を見に行きました。(4/9) 家から、知る人ぞ知る農道を走れば、1時間でレゾネイト倶楽部くじゅうの駐車場、そこからゆっくり一番水湧水からの南面登山道を30分ばかり辿…

旬に遅れたコムクドリ

コムクドリは当地では旅鳥だ。 桜前線に乗って北上してくれれば、桜とのコラボが撮れるかもしれないが、自然のすることに必然はない。 つまりコラボは僥倖だ。 コラボとは桜とコムクドリのクロスポイントだ。 そこに立ち会うのは、さらに難しい。 満開だと花…

限りなく黒地に近いブルー

クロジは冬鳥であることくらいしか知らない。 1度撮らせてもらったことがあるが、滅多に出会えるものではない。 今回も指南役の名人のセッテングにあやかって、シャッターを押させてもらっただけである。 だから、ここでクロジについて云々することはできな…

志高湖の桜・あんたが主役

今年の志高湖の桜は見事だった。 ウソもここまでは手が回らなかったらしい。 まるでピンク色の真綿を辺り一面冠っているいるみたいだった。 桜も咲かせるだけ咲かせ続けて、散らさないとこうなるらしい。 なんだかあの世に来たみたいだ。 毎日が日曜日になる…

ハ~ルは母衣打ちの季節です~

春はホロ打ちの季節です ホロ打ちは求愛ディスプレイ バタバタバタリと2回です 爽やかオスキジは直情型 春はホロ打ちの季節です~

ジグザグに筆竜胆の山の道

知らなければ見えないのがフデリンドウである。 目を凝らして見なければ分からない。 一つ見つかると、そこにもここにも一斉に生えている。 だんだん小さくなっていくような気がするのは、わたしの目が探しづらくなってきたせいだろうか。

アナグマの憂愁

県西部と阿蘇をぐるっと一周する間に、タヌキ1匹、アナグマ1匹、イタチ2匹、不明1匹の路上の死骸と遭遇した。 春爛漫とはいえ、やっと目覚めた野生動物には、酷な世間かもしれない。 どんな山間部でも人間には快適便利な舗装道路が縦横無尽に走っている…

一心行の大桜

40年の稼業から拘束を解かれて、初の週日。 初日はこれまでの週末と変わりなかったが、ちょっと勝手が違う。 起床の時間がわからない。 朝飯を食って新聞を隅から隅まで読んで、腰をあげようとするが思いとどまる。 何してもいいんだと思うが、思い当たら…

カモメって誰だ

カモメは好きだが、それは歌の中のこと。 ちあきなおみや浅川マキの歌のカモメで、いささか荒んだ感じもある。 確かにセグロカモメやウミネコは、ちょっと険しい顔貌をしているし、近くで羽を広げられると、あまりの大きさにたじろぐ。 ただ、ユリカモメやこ…