いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな女に誰がした

わたしは高所恐怖症である。 ところがなぜか娘たちは皆、高所嗜好症である。 謎である。 別に高層マンションで育てたわけではない。 わたしは平屋が好きだ。 別に登山に連れて行ったこともない。 川辺のキャンプ専門である。 どこから、そういう血が紛れ込ん…

イソヒヨドリの助け舟

ネタに当てのないときは上人ケ浜からはじめる。 今は旅鳥シギチのシーズンで、ここを中継所にしている少数のシギチやルートを外れたシギチも時に降りてくる。 だんだん磯が狭まったり、まわりの風景が変わってきて、以前ほどそれらの姿を見ることは少なくなっ…

時には名もない鳥のように

なに、調べるのが面倒なだけじゃん。 下手に知ったかぶると、てき面、外れて恥をかく。 ゴミにしか見えんという人もいるし。 でも立派な旬だし、頑張ってたどり着いた、これからまた艱難辛苦の旅鴉いやシギチなのよ。

旅コチドリ?

シギチの渡りは始まっているけれど、なかなか夏鳥や旅鳥の姿はお目にかかれない。 なんとか鳥ネタと目を皿にして動くものを探すが、ぬか喜びが多い。 それでも、なんとか田んぼの中でコチドリの姿を捉えたが、これは冬の間にもいないことはない。 旅鳥か留鳥…

ミツマタの宿

九重町野倉のミツマタ群生地で感動して、以前、別の場所でミツマタの花を見かけたときのことを思い出した。 それは、5、6年前、湯布院の別荘地を抜けようとして出会った光景だった。 生垣のようにびっしりと黄色い花が埋め尽くしていて、他にない独特の情…

鳥なくてなんぞ己が花見かな

桜の開花にはちょっと早い。 天気が良すぎて旅鳥は立ち止まらない。 ならばと新聞に出ていたミツマタの群生地に向かった。 九重町の平家の落人の里。 早春の花はなんでも好きだが、ミツマタも好きだ。 写真で見た事があって、どこだろうと探っていた。 すご…

雨の日はタヒバリに限る

春分の日にはあるまじき肌寒いというか、寒の戻りというか、花冷えと言うか、春は名のみの風の寒さよの休日、朝っぱらから出かける、鳥見バカにつける薬は旬の鳥だけ。 旬といえば旅鳥、迷鳥だが、彼岸のぼた餅は滅多なことでは落ちて来ない。 タヒバリだけ…

シギチの春の渡りの奔り

シギチはいい。 地球を股にかけて、命がけで生きている姿は、神々しいまでに美しい。 人の群れることは良しとしないが、生き抜く術としての群れは一つの魂である。 粟粒のような点の集まりが、一糸乱れず優雅な動きをするのを眺めると、飽くことがない。 こ…

タシギにも衣装

やはり泥田のタシギより、春野草のタシギだね。 タゲリとだって遜色ない。 鳥も花や緑とのコラボに限る。

行けがけの駄賃漁!?

県南の海峡を眺めていた。 おもむろに一艘の小舟が現れた。 キャラの立った潜り漁姿のおっちゃんが竿を上げて釣りを始めた。 ルアー釣りか、2投目で大きな青物を引き上げた。 もう一投したが、そこでやめてさっさと引き上げて行った。 サザエもナマコも大漁…

当て外れ的外れ探鳥行

違うだろ~~ バカヤロ~ このど素人~ どこに目がついてるんだ~ このハ◯“~ どれだけ見りゃ~わかるんじゃ~ すわコウライウグイスか~ かもしれん 渡りのオオワシじゃね~ オオミズナギドリ出たあ~ やっぱ豊後鶴御崎~男~の港 ありがとう~ウミネコの~…

スモモの花とイソヒヨドリのコラボ

県南に探鳥に行ったが、まだ時期尚早だったか、神風が吹かなかったか、当てにした旅鳥は撮れなかった。 こっちの都合に合わせてくれる鳥などいようはずがない。 スモモに止まってくれたイソヒヨドリだけが、唯一慰めてくれた。 コラボになるかどうかはさてお…

公園のジョビよさようなら

しばし別れの 俺ちの庭よ 鳴かず飛ばずの 駄ネタと小ネタ またの会う日を 目と玉で探り 明日は知れない さようなら

ミソサザイの流儀

野生生物の行動に感心して、人にそれを見習えという輩がいる。 それは人に野生に帰れということだろうが、人はもう野生も本能も失っているし、全く違った次元の生物なのだ。 焼け野の雉夜の鶴というようなことだろうが、人が鳥の真似をできっこないのは、空…

男池園地のゴジュウカラ

ゴジュウカラには割と簡単に会える。 他県のバーダーにはかなり難物らしい。 カラ類に混じることが多いから、ある程度の標高でカラ類の混群に出会えれば、ひょっとしたらいるかもしれない。 鳴き声も一番目立つから探すのは難しいことではない。 男池では鳴…

男池園地のコガラ

男池の野鳥はピュア?だ。 人を恐れないのか、舐めてるのか。 次々に、カメラを構えている前にやって来て、採餌し始める。 木の裏とか、枝の向こうとか、必ずしもものになるものではないにしろ、その気になればネタ集めに苦労しないですみそうだ。 新緑の頃…

男池園地に春が来る

ミソサザイの囀りは3月初旬頃から始まる。 繁殖は5月以降だから、縄張り宣言なのかもしれないが。 黒岳の北面にはまだ雪が残っている。 園地にも霜柱が立っていた。 川岸の何箇所かでコケを運んで巣作りが始まっている。 対岸に立って見ていると、やって来…

緋寒桜とメジロのコラボ

寒緋桜にメジロの群れが入っていた。 まだ蕾かと思っていたら、これで一応開花しているのか。 春先の花としては、ちょっとケバケバしい。 ソメイヨシノだけで十分と思っていたが、季節外れのような花が最近増えて来たような気もする。 メジロが喜んでいるな…

侘助とメジロのコラボ

今年は侘助の花着きがいい。 もう一月くらい咲き続けている。 先日の春の嵐で大分落ちたけど、それでもまだ結構残っている。 鳥のショットはおおむね望遠になるので、花とのコラボでは一くらいしか使えないのが惜しい。 一輪をクローズアップすると、鳥がぶ…

山茱萸とメジロのコラボ

マンサクが終わっていまは山茱萸とトサミズキと黄色い花の競演だ。 どれも蜜があるとは思えない花なのに、鳥が止まって花をつついている。 嘴が花粉で黄色くなっているから、一応吸ってみるんだろう。

河津桜を愛でるヒヨドリ

公園の河津桜が満開になった。 傍で花見をする人が多いので、まだほかの鳥入らないが、ヒヨドリはおかまいなしに花を食べている。 吸うほどの蜜があるとも思えないから花芯でも食べているのだろう。 嘴が花粉だらけだ。 メジロの嘴も花粉だらけだけど、きれ…

イカルの朝

早朝の公園の奥から喧しい鳥の声が聞こえる。 ヒヨドリかツグミの群れかと近づいていくと、200羽ほどのイカルの群れだった。 普段はこれほどの数はいないので、渡りの途中か、集結してきたものだろうか。 散歩の人やジョッカーが多いので、すぐに飛び立っ…

待てば黄連雀の日和あり

北九州の鳥友から、キレンジャクが駅前のナノミに入っているからどうなと連絡があった。 因みにナノミはクロガネモチの北九州地方の呼び名らしい。 レンジャクは逃しっぱなしだったから、家族との外出予定を曲げて出かけた。 着くと早速のキレンジャク攻勢だ…

時の過ぎゆくままに

先日、認知機能検査を受けた。 いつの間にかそんな歳になっていた。 自分の老いについての自覚が乏しかった。 記憶力や判断力を客観的に判定される段になるといささか動揺した。 自分のそうした能力がどの程度のものか、まったく見当がつかない。 そしてこの…

磯野ビンズイ

サザエさんに新キャラ誕生。 カツオに子供? んな訳ないでしょ。 磯野家は永遠の不老家族。 それにビンズイはどっちかというと陸の生物。 浜辺の松林がお好み。 でも磯にくればみんな磯野姓。 生物はみな兄弟。

桂川の春

バーダーは季節に敏感である。 鳥によってそれを教えられるから。 あるいは、季節に敏感でなければ、鳥に出会えないから。 季節あるいは気象を敏感に察知しなければ、鳥は生きていけない。 バーダーはチームパシュートのように敏感なものに引っ張られて敏感…

ズグロカモメの夏支度

ズグロ界ではもう夏羽に衣替えが始まっている。 まだ綺麗な黒ではないけれど、、頭だけ黒でも、目もクリクリとして愛嬌のあるカモメになっていく。 不器量なセグロカモメに比べれば、格段に可愛い。 ユリカモメの方もそろそろネタになるかしら。