いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コジュリンとユウスゲのコラボラプソディ

バーダーにとってユウスゲに止まるコジュリンが人気なのは、鳥ネタのない真夏に、唯一と言っていい季節感あふれるモチーフだからだろう。 清涼感あふれる美しいシーンは確かに魅了される。 ただ、それをものにするのはなかなか容易ではない。 ユウスゲが開い…

ツンツンツバメの宙返り

ツバメの飛翔を試みたことがなくもない。 内緒にする必要もないが、誰もいないところで試しては見ても、何が写ってるかあからないボケショットがせいぜいだ。 飛び出しや、大きめの鳥のゆったりしたショットは、そこそこ撮れるようにはなりつつあるが、ツバ…

Let's it be.

カミさんのささやかな願いは、実家の周りのみかん山だった荒れ地を落葉樹林にすることだ。 10年ほど前に、廃屋になっていた実家を改築し、寝泊りができるようにして、暇を見て出かけては造林作業に励んで来た。 義父も生前、こまめに庭造りに精を出してい…

ドンコとアリアケギバチとオヤニラミ

カミさんの実家で暮らし始めた娘から、池に入れる魚を調達してほしいと頼まれて、何回か採集に出かけた。 初回に採ったカワムツやタナゴは池に入れて、肉食のオヤニラミと小さなドンコは、1匹ずつ2つの水槽で飼い始めた。 オヤニラミは水あわせがうまくい…

気持ちはクール

樊?巾草で思いついて、鳥ネタを探しに猪の瀬戸に行ってみた。 樊?巾草はやはりここでもかなり繁茂している。 ホトトギスの声は聞こえるが、姿は見えない。 ウグイスやセッカはいるが遠い。 木道を歩いて氷室跡まで行ってみた。 キツネノカミソリ(鳥友のブロ…

四国カルストの花

四国にはもう何回も来たことがある。 石鎚にも家族づれで30年以上前に来はしたが、わたしだけ登らず、瓶ヶ森林道のとば口でウロウロしていた。 見覚えのある景色は全くなくて、多分昼寝をしていただけだったのだろう。 3日目は天気が崩れて、鳥見になりそ…

天国に一番近い林道

何を隠そう、わたしは高所恐怖症である。 高いところは、踏み台の上でもカラオケのお立ち台だってごめんである。 それがなぜ、瓶ヶ森林道くんだりまでノコノコ出かけたかというと、こんなはずではなかったのである。 コマドリやホシガラスが囀り飛び交うバー…

瓶ヶ森花鳥虫木

鳥見の効用は非日常感である。 それによって日常と違った視点が開け、発想が逆転し、価値観が修正され、情緒のバランスが保たれる。 必ずしも鳥が現れる必要はないが、コンテンツとしてはいるに越したことはない。 趣味はスパイスだから、多過ぎてもいけない…

アオバズクやっと巣立ち

鳥友が、見張りを始めたオスのアオバズクを、初めてアップしたのが5月22日だった。 そこから抱卵期間25日、育雛期間28日と計算すると、少なくとも7月14日までには巣立ちが見られると当たりをつけていた。 7月の8日にメスが一緒に見張りを始めた…

ブナ林のカケス

四国の森は深く険しい。 林道の両側は切り立った崖だから、鳥も奥深く潜んでしまえば、人の目は届かない。 留鳥のカケスは宿のあたりにも寄ってくるらしいが、それだけを狙うにはちょっと物足りないし、時間もない。 たまたま林道を横切ったところを、かろう…

加茂川源流のヒガラ

西条市を早朝出発し、美しい加茂川の流れに沿って、深い緑の谷間を遡る。 やがて5432mの新寒風山トンネルを高知県側に抜けると、すぐに瓶ヶ森林道の入り口に差し掛かる。 曲がりくねった狭い坂を登りきると、旧寒風山トンネルの出口と合流する。 そこから瓶…

瓶ヶ森林道のオオルリ

この連休、四国の瓶ヶ森林道から土小屋に出かけたのは、ネタに事欠くこの頃、ホシガラス、オオルリ、コルリ、あわよくばコマドリまでと皮算用したからだったが、いって聞けばわたしの暑さボケの妄想だったようだ。 いけばホシガラスは堅いなどと鳥友に吹聴し…

石鎚に来ています

鳥の収穫はありませんが、石鎚山への日没だけは拝めました。

鵜呑みにしないで

鵜にそんなことをいったって、鵜が飲み込むんだから鵜呑み以外の何物でもない。 ヤマセミなら少しは調理するけど、鳥は基本的に噛まないし、レストランの木も石もない。 それに、一度腹に収めても、またそっくりそのまま戻すこともできるおかげでアユ漁に奉…

被写体は人を選ぶ

鳥見なら、”鳥はバーダーを選ぶ” ということになる。 シャッターチャンスは、人が捉えるように見えて、実は被写体の方が開陳する。 鳥が人を見るのは、カササギが老人やこどもは怖がらないとか、サギやケリなどが農作業する人や散歩者には気を許すことなどか…

汐水もみんなで飲めば辛くない

人間の血液の塩分の組成は、もっと薄いけれど海水に似ている。 胎児が浮いている羊水の組成も同様である。 だから女親のことを海の母という。 塩類は生物にとって必須である。 必須であるが、過ぎたるは及ばざる如し。 海水は、普通はやりすぎなのだが、アオ…

アオバトマンネリズム

いいじゃないの、可愛いから いいじゃないの、アオバトだもん いいじゃないの、ドバトじゃないもん どうでもいいじゃん、鳥ネタなんて そうじゃないじゃん、アオバトだもん

ひとりぼっちのブッポウソウ

ネタがなければ、リサイクルでも焼き直しでもリピートでも構わない。 誰も覚えていないわ、自分だって今やったことを忘れているくらいだから、いわんやましておや。 ブッポウソウはたっぷり使わせてもらったが、ちょっと気になるところがあって、また雨をつ…

アオアズクの巣立ち前

梅雨が明けたどころか、未だ体験したことのない豪雨だとか。 大雨警報が出たり、解除されたり。 鳥見に出ていいものかどうか、自分だけならいいが、人様に迷惑をかけては晩節を汚す。 あてもないし。 もう雛は巣立ったかなと、アオバズクに会いに行くと、ま…

アオサギは悲しからずや

鳥見を始めて、初めてアオサギは青鷺ではないと知った。 青い鳥はルリビタキとかオオルリとかのように、瑠璃という名が付いている。 アオサギは青い部分がないことはないが、アオは蒼だという。 蒼は古代色のアオ、古色蒼然、顔面蒼白のアオなんで、朽ち果て…

居れ居れサギ

今年はサギの裏年だろうか。 サギ山がほとんど消えてしまったことも一因かもしれないが、隣県の鳥友さんが、ゴイサギやササゴイは絶滅危惧種になるようなことをいっていた。 どんな理由があるのかは聞けなかったが、少なくなっているということだった。 この…

ネジバナは梅雨の花

同じネタばかりだと、つまらない愚痴が出るので、朝飯前に公園に行ってネジバナを撮ったのはいいが、体が鈍っている上に、捻挫の後遺症もあって、しゃがんだり、中腰での撮影ができない。 久しぶりにつけたマクロレンズの設定もデタラメで、再生すると何も写…

美しいものは それなりに

「こんな人たちに、皆さん、わたしたちは負けるわけにはいかない」 こういう、ただ、異論を挟むものを分断しようとするだけの言葉を、一国の為政者から聞くと、目の前の声に短絡的に反応する、深慮も器量も余裕も感じられない、稚拙な対応としか見えなくて、…

花(蓮)と蝶蜻蛉

虫の居所がいいわけない。 何も、鳥がいなくたっていい。 日曜が仕事で、鳥見に行けなくてもいい。 梅雨に雨が降らずに、一気に夏になったっていい。でもないか。 冷たいビールが飲めなくたっていい。 ただ、文字どおりに受け取ったことを誤解、誤解と強弁さ…

ハスの䑓へ

鳥ネタや~い。 返事がない。 こういう時は、鳥もチョウ、蝶もチョウ。 いやチョウトンボもチョウ。 ということで、梅雨明けの宇佐神宮。 ハスも盛り、チョウトンボも盛り、か? チョウトンボ、裏から見れば、黒いチョウ。?

サンちゃんの子育てルーチン

行動パターンを把握すると、次に来るパフォーマンスを捉えやすい。 オスガード 親採餌 雛帰巣感知 メス帰巣 給餌 保温 ガード 親採餌 帰巣感知 オス帰巣 給餌 清掃 糞捨て 採餌 帰巣気配感知 メス帰巣給餌