いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

行き当たりバッタ

ネタがなくても窮すれば通ず、というよりも窮鼠猫を噛むという方が当たってるか。 行き当たりばったりだからそれでもいいが、あまり意味はないのかも。 どんなネタでも、続ければ何らかの進歩あるいは退行があるだろうし、それを見極めてもらうのが目的なの…

花の宴、真似をしてはいけません

雨の予報だったので、ゆっくり起きて当てもなくネタ探しに出かけた。 北東に進路を取ったが、やはり鬼門だった。 Yさんお薦めの弥生の村を思いつき寄ってみた。 雨の予報のせいか、人気もないが鳥影もない。 高床式住居の周りの池に水蓮が咲いていた。 トン…

幸せの青い蜂

なんでも青けりゃいいというもんでもないが、鳥も虫も青いのはきれいだ。 鳥の方は、青いのはおろか、若鳥にもスルーされたり、待たされたりで、ネタの調達もままならない。 ちゃんとこういう書庫もあるんだから、節操がないとはいわれたくない。 名人に教え…

夏羽はベタで

なんとか大授搦のショットで今週は持った。 来週は地元に旅鳥の立ち寄りも始まるだろう。 日差しも心なしか和らいで、コントラストも海辺でなければそう強くなくなるだろう。 こんな黒ベタなショットはもう御免だ。 せっかくの夏羽のお取り置きだったのに。 …

干潟の朝

大授搦はいつも潮時を間違う。 旅鳥のシギチのピークと潮と光との兼ね合いがうまくいくのは、年に数日だろう。 週末バーダーにはなかなかチャンスは訪れない。 それでも1週分のネタが揃う?のが大授搦のすごいところだ。 要するに下手な欲を出さずに、豊か…

メダイチドリの群れ

群れはまだダイゼンとメダイチドリくらいでした。 ピークには、陸をびっしり埋めるシギチの群れも、まだ左手の方にまばらでした。

越冬地へ向かう夏羽のダイゼン

秋の渡りの時期の大授搦はまだ始まったばかりだ。 100羽ほどのダイゼンが羽を休めている。 ちらほらと注釈市議やオオソリハシシギがまぎれこんでいる。 別にメダイチドリやアオアシシギの小群がいる程度だった。

シギチは大潮の朝の満潮

南面した海の撮影は、朝に限る。 逆光もコントラストが強いのも絵にならない。 干潟では干潮時は遠い。 大授搦では大潮の満潮時、潮がシチメンソウ繁殖池を浸す時が、シギチの最接近するタイミングになる。 それはわかっているが、情報を得てから次の週末で…

シギチの夏羽

甲子園に静寂がきた。 でも野鳥の夏は終わっていない。 早々と越冬地に向かうダイゼンもまだ夏羽だった。 旅鳥のシギチの先発隊が立ち寄る大授搦は、満潮が昼前の猛暑の時間帯だったが、夏羽をしっかり写したいとシギチの群れが上がってくるのを待った。 ま…

ヤマセミはダイブがお好き

好きなのはバーダーの方で、ヤマセミはダイブしなけりゃやっていけないからやってるだけだろう。 でもそういう無心の行為のほうが、傍から見るととても美しいものだ。 こんな瞬間があることを知らない人が多いのはもったいないことだ。 わたしだって肉眼で見…

ヤマセミのパワハラ

ヤマセミに出会えるベストシーズンは、落ちアユの頃の秋から冬にかけてである。 夏場は餌場や営巣場所が上流にあるらしい。 今年は夏の盛りから早くもその姿を見かけるようになった。 夏の水量が少なく、魚も下流に下ってきたからかもしれない。 ふつう、縄…

だけど足んねえものがある~ダイブ

同じ水から上がる瞬間でも、漁のダイブと水浴のダイブでは、雲泥の差がある。 水浴ダイブは、低い止まり木からすぐ近くに、食事が終わって、何度も飛び込むので狙いが定まりやすい。 漁のダイブは、いつ飛び込むか、どこに飛び込むか予測がつけ難いし、高い…

ヤマセミ 後の祭り

目指すには獲物をくわえて水から上がるシーン、それもアユ。 今年は川底の石に苔の付き具合が悪くて、この餌場では無理だろうという観測。 でも、虎穴に入らずんば虎児を得ず。 ほかにネタもなし、仕事の前の1時間をトレーニングにひねり出した。 日の出前…

アオアシシギ一番乗り

立秋、盆踊り、高校野球決勝戦、夏の折り返し点の目安があったが、こう猛暑日が続くと、もはや亜熱帯で四季の季節感は失われてしまったような気がする。 鳥も暑い日本は避けるのか、夏は鳥ネタに苦労する時期だ。 お盆休みはシギチの走りを見に行くが、やっ…

ゴジュウカラの非定番パフォーマンス

暑い 日向は暑い 日陰も暑い 木陰も暑い 行儀悪いが熱中症は怖い 頭が高いと脳貧血になりそう お立ち台も苦手 上りイナバウアーもできんことはない

水場の賑わい ソウシチョウ

野鳥を撮影するには、餌場や水場をハイドや車の中に身を隠してやるのが常道である。 餌場は移動するが、水場の方はほぼ持久性が保たれる。 安全性のたかい、生活圏に近い水場を作ってやれば、安定的な観察ポイントがなるだろう。 それには野鳥に関する該博な…

ゴジュウカラの定番パフォーマンス

ゴジュウカラを写すのはシジュウカラより格段に難しい。 そんじょそこらにはいないから。 いることがわかれば、ヤマガラの中に混じっていたりするから、あとは容易といえば容易だ。 だが動きが早く、じっとしていないから、この逆さ下りイナバウアーを撮るに…

ヤマセミの止まり木

ヤマセミには止まり木が必要だ。 ダイブする止まり木は漁場に5、6メートル以上の高さが必要だ。 そかか、ある程度近い安全な場所に、レストラン用兼食後の水浴び用の数十センチから1、2メートルの高さの止まり木(石)。 休息用の止まり木は茂みの中のこ…

ヤマセミの朝餉3 一写三ネタ

仲間うちでの目標アユセミということでいえば、一応ヤマセミはクリアしたといえないこともない。 だが、もう4、5年も前に、アユをくわえて止まり木に向かうヤマセミを見事に捉えた仲間がいる限りは、どうしてもクリアしたとはいいがたく、いまだに基地詣で…

ヤマセミの朝餉2 一鳥一荷いや一石

獲ったわよー。 この重さだと大きいわよー。 それとも一荷かしら。 ドジ太にも分けてやろうかしら。 それにしてもこのマツカちょっと硬いわね。 あっ、こぼれたわ。 まあいいわ1匹で十分、歯が立ちそうにないから。

ヤマセミの朝餉1 カマツカですが何か?

久しぶりのヤマセミとのデートだった。 子育て期のほとぼりが冷めたのか、餌場が窮屈になったのか。 早朝からオスメス2羽がやってきた。 ダイブして漁が成功したのは、例によってメスの1回だった。 しかし、休日出番の日の朝の出張りにきちんと応えてくれ…

遠花火 ワンスモア

小輪や仕掛けあるらし遠花火 山の端を照らして闇へ遠花火 心なし鳴り潜めけり遠花火 消ゆるもの消ゆるを見たり遠花火 遠花火打ち止めどきのあいまいさ 遠花火上がる辺りに憶ひあり

久住(苦渋)のトンボ三題

夏場には珍しく見晴らしのいい日だった。 沢水の展望台からながめる阿蘇五岳と外輪山は近来になく壮観だった。 鳥ネタには恵まれなくても、この景観と飛び交うトンボで十分だとなぐさめたが、どっこいトンボの飛翔は十年早かった。 どこにでもいるオニヤンマ…

沢水のオオルリオスの若鳥

町は暑い。 高原は涼しい。 鳥見は難しいが、せめて納涼がてらということで、長者原、久住高原に出かけた。 さすが、渡る風は涼しい。 でも、日差しの中には鳥はいない。 もはや、子育ても終わって、より安全な場所へ移動したのか。 出会ったのは、沢水の森…

キュウシュウエゾゼミはけたたましい

長者原でけたたましいというか、工事音というか、聞きなれない声で鳴いている虫がいる。 セミだろうとは見当がつけたが、姿は見えない。 目のいい同行のNさんがあれと違うねと樫の枝先を指すが、なかなか目に入らない。 やっと葉先に止まるセミらしき姿を捉…

花火はいつも俯瞰遠花火

花火はわたしにはいつも遠花火である。 下から見上げるのは、首が回らないわたしには苦手だからというのは嘘だが、花火を見るために暑苦しい人ごみに分け入る気にはならない。 海から離れた高台に生まれ育った者には、見返り坂という町外れまで行って、夕涼…

黄昏のバーダー

何もかも不調である。 鳥ネタも、機材も、脳調も、Macのやつも。 炎天下の週末を、ネタを求めて探し回るも成果なし。 ならば町の花火大会でお茶を濁すかと高台に上ると、まだ西には日差しが残る。 三脚に乗せるのにプレートがない。 200mmにつけたのを使…