いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

カルガモ軽ろんずるなかれ

バーダーは悲しんだ。 彼は彼の棲家であるハイドから外に出てみようとしたのであるが、頭が出口につかえて外に出ることが できなかったのである。今はもはや、彼にとっては永遠の棲家であるハイドは、出入口のところがそんなに 狭かった。そして、ほの暗かっ…

Mission:unconnected 長者原アラカルト

ミッションがミスション(失敗して小便だけして帰る)になったときのために、insuranceを掛けるのはシークレットエージェントの常套手段。 安いシェアに終わったが。 セッティングはいいけどホオジロさんでは セッティングはいいけどセッカとかろうじてわか…

Mission:unfinished ハナゼリ+コヨシキリ

次のミッションは「産山のハナゼリとコヨシキリのコラボ」 前週ユウスゲ+コジュリン狙いで産山に出かけたが、立て続けの夕立と雷であえなく退散。 当然コヨシキリもゲットしてなかった。 ハナゼリはミルクロード沿いに咲いているが、コヨシキリの「ギョギョ…

ミッション・インポシブル ハンカイソウにホオアカ篇

ネタ探しに窮している自称トム・クルーズに、鳥見先輩からお助けミッションが下った。 「涼みがてらに長者原のハンカイソウに止まるホオアカを撮って来い」「このメッセージは手動で消滅する」 ハンカイソウもホオアカもいまはわりとポピュラーな旬ネタでは…

タイのアオバト

タイのアオバト種でよく目にするのがこのハシブトアオバト。 「ア~オ~ アオア~ オアエ~」と鳴くのかどうか。 日本のアオバトより身近に群れていることが多い。 タイもいろいろハトは多いが、ドバトはあまり見かけなかった。 タイの人にはこれがドバトか。

青い蝶 アオスジアゲハ

アオスジアゲハは動きがめまぐるしく、なかなか止まらないし、止まっても滅多に翅を広げないので、その美しい青い帯を撮るのがやっかいだ。 今は水辺にいけば、必ず何頭かが飛んで来るが、飛んでるところはわたしの運動神経では捉えるのは至難だ。 吸蜜か給…

夏の友 アオバズクの雛

1つぐらい鳥ネタといっても、同じものしかない。 でも雛の巣立ちは何回見てもうれしい。 親は昼間は寝てるだけだけど、雛はぼちぼち枝渡りの練習を始めている。 まだ覚束ないが。

川遊びの敵アブ アオメアブ

アブはハチに劣らず怖い。 こどものころの夏、川遊びをしていて何度も刺された。 ブーンと飛んで来て、脛に止まる。 追い払おうとするとチクッと刺す。 羽音がするとシャツを振り回しながら逃げ回った。 アブは他の害虫を殺す益虫だというが。 牛がよく血を…

蓮のうてな

もう先にこのブログのタイトルをこっそり「行き当たりばっ鳥」から「行き当たりばっ撮り」に替えておいた。 もともと両方の意味を掛けてるんだし。 だから鳥ネタがなくてもなんということはない。 何をアップしようが文句をいわれる筋合いはない。(誰がいう…

アオバズクの親子

巣立ちして4日目らしい。 3羽の雛が分れていた。 1羽が親の傍に。 とりあえず3ショットで更新。

君たちがいて僕がいた トンボ池の生態系

昔、「君たちがいて僕がいた」という臭い、嘘っぱちの青春歌謡があった。 青春歌謡ちゅうのはみんな現実を忘れる夢想みたいなものだったけど。 トンボ池にはそれぞれが精一杯いきていくバランスだけで、きれいごとはない。 人間社会のような建前もない。 人…

イトトンボ三色 青

物差しと定規は違う。 物差しは長さを測る道具で、定規はなぞって線を引くための道具。 どっちも目盛がついてるところは同じ。 昔の竹製の30センチ物差しは、概ね直線を引くためか、チャンバラ遊びか、孫の手代わりか、教師が生徒を叩くための道具だったし…

イトトンボ三色 赤

トンボ池には初めて見るイトトンボがいろいろいた。 イトトンボがこんなにカラフルだとは思わなかった。 種の違いはおろかオスメスの区別もつかないので、さしあたり色違いを何種か撮って、帰って図鑑で照合してみたもののおおざっぱにしかわからない。 いろ…

イトトンボ三色 黄

土曜の午後、近くのポイントを覗くも影もなし。 さて、と考えて、ニュースに出ていたハッチョウトンボのことを思い出して、トンボ池に。 でも小さいということしかわからず探し出せなかった。 アオダイショウが水面を泳いで来て道を塞いで動きも取れない。 …

花か蜻蛉か

今週も旬の鳥ネタは0になりそう。 凌ぎのネタも微妙にタイミングがずれている。 台風が掠めた次の次の日。 古代蓮もややピーク過ぎ。 花も萎んだ夕刻。 翅もやつれたチョウトンボ。 小雨まじりの慌ただしさ。 弁解は止めよう。 どんな被写体でも腕があれば…

ホワイカーケン野生動物保護区の動物2種

ここには水牛、ゾウ、トラなどの大型動物が生息しているといいますが、そのほとんどの地域が研究者以外は立ち入れませんので、目にするのは、まず、人家の近くで暮らすポピュラーな動物だけです。 どこも鹿類は我が物顔ですが、トラが生きていくためには、サ…

残念ショット・アラカルト2

ホワイカーケン野生動物保護区の管理事務所の周辺には、青少年のための学習施設や宿泊施設、キャンプ場などと共に、民家も点在している。 若者が森や川の中を四駆やトラクターで駆け回っている。 タイでの食事は、ホテル以外ではたいてい屋台か、民家兼用の…

ホワイカーケンのチャーハンショット、残念!

タイで撮ったショットの在庫の中から、一品にはちょっと、チャーハンになら使えそうな材料をかき集めてみました。 誰が食うんかいと思いますが、まあ、次の調理への予習みたいなものです。 というか、残念なショット集です。 コシアカアオゲラなのに赤いとこ…

ナヨンナーヨックの髭おじさん Coppersmith Barbet

タイにいって初めてカオヤイ国立公園で出会った、南国らしいカラフルなムネアカゴシキドリ。 その後、市街地の公園や街路樹など、行く先々で出会って、いささか食傷してしまったが、森の髭おじさんと教えられて親しみ深くわすれられない鳥の1つだった。 ブ…

去年の夏のナコーンサワン

ホワイカーケンから南東に下り、タイ中央部バンコクの北250kmのところにナコーンサワンは位置します。 ここはバンコクに流れるチャオプラヤー川の源流地帯で数多くの沼地があります。 中でもブンボラペットはタイ最大の淡水湖で、水鳥たちの楽園です。 時…

去年の夏のホワイカーケン

昨日は土砂降りで何も撮れなかった。 予報では曇りときどき雨くらいだったので、高をくくってでかけたが、川べりにいると、いきなり雨脚が強くなり、水かさが増して来て、怖くなって早々に引き上げた。 ネタ探しも命あっての物種だ。 で、気の向くまま、ネタ…

一寸の虫にも五分の出番

というわけで、そこら辺の虫で見繕ってみました。 ナミアゲハ 天は並の上に特上を作るな シロテンハナムグリ なんでコガネムシといわねえんだ さしあたりサシガメ クロマルハナバチ 熊じゃねえよ近藤春菜とんでもねえよ

使えるものはハチでも使え

梅雨だから、鳥ネタ日照りである。 あまり鳥ネタ稼ぎに精出すと、目くそが鼻くそを笑うから結構なことである。 だからといって虫や花は目くらましじゃない。 生態系のかけがえのない担い手である。 そこらへん、よろしく。 シモツケとクロマルハナバチでいい…

時間橋ブルース2

ダム湖の右岸の上流に向かう道路から橋梁をながめていると、ブッポウソウは下流側の巣箱を出入りしている。 そして、梁の遠くのハンドホールを出入りしている鳥がいた。 地味な色でブッポウソウには見えない。 入り込んだ後、しばらくして、湖面に向かって飛…

梅雨の晴れ間のネジバナ

そろそろ咲いている頃だと、雨上がりの公園の雑草が跋扈した芝生の中を探してみる。 幽かなピンクが目に入ると、あとは芋づる式にそこかしこに、ひそやかに、しなやかに咲き誇っている。 腐ってもラン。 捩りというより、DNAの螺旋。 つまり生命のシンボル。

時間橋ブルース

橋の名前に抽象語、それも極めて根源的な概念がついた橋はそうざらにはない。 思索者にとっては、別の時間が流れているような、過去と未来を自由に行き来できるような、そんな気がする時間橋。 そこにブッポウソウが営巣するという。 バーダーにとっては、ネ…