2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
もういないかも知れないアオアシシギ。 たしか2週間前のショットだと思う。 セイタカシギといっしょにいたから。 冬羽になりかけている。(胸の羽が雨覆いにかかりかけている) 地元ネタは旬のうちに上げないと。 昨日の特ネタもあるし。
こうも種類が多いと名前の照合が大変だ。 幼鳥か成鳥かもわからないので、かなりあてずっぽうのところがある。 尾羽を上げる鳥といえばオジロビタキだけどこれはシリジロビタキということになるだろうか。 まず成鳥らしきショットは似ているものから絞り込め…
まだケンクラチャンのハイドの鳥が片付かない。 なかなか同定ができないんで。 ちゃんと聞いて帰ればよかったが、そこらへんの杜撰さがバーダーとしての資質に欠けるところかも。 クロエリヒタキ(Black-naped Monarch) 営巣の仕方がサンコウチョウそっくりで…
川でも池でも海にでもどこでもいるカイツブリ。 そのくせあまり人慣れしてなくて、繁殖期はそれなりに面白いが、あまり被写体になりにくい。 でもわたしはヤマセミ狙いの無聊をいつもなぐさめてもらっている。 試し撮りには最適だし、けっこういろいろなパフ…
鳥が動くのは早朝と夕暮れどき。 鳥の日課は決まっている。 でもそれも季節によって変化する。 昼間は待っても徒労に終わることが多い。 たいてい片付けかけると姿を見せる。 その頃の光が一番柔らかで色も映える。 彼岸の頃は6時頃まで残照で明るい。
県民の森に野鳥が多いのは、彼らを養い癒す懐の深さがあるからだろう。 もちろん氷河期の記憶を刻んだ遺伝子にもこのルートが残されているに違いない。 おそらくいまはこのルートもズタズタで、面で辿れたものが、点と点を結ぶ消え入りそうな細道になってい…
バーダーにとってカワセミやヤマセミが棲める川が近くにあること以上に幸せなことはない。 でも彼らの生活圏に気付かれたのはほんの数年前だ。 地元の人たちにも気付かれずひっそりと暮らしてきたのだ。 いつまでもそんな環境が続いて欲しいが、河川工事や増…
日曜は午前中、バーダーにあるまじき、ちょっとした手違い(決定的ミステークだという人もいた)から鳥見を控えざるをえなかった。 しかし失地回復した午後からは、禍い転じて倍返しの鳥さんの出だった。 キビタキの日にもエゾビタキの日にもなった。 天気の…
もう証拠写真とはいわせない。 なぜかキビタキには縁が薄かった。 いるところにはいるんだろうが。 誰かえ、キビタキのショットかミズキのショットかわからんちゅうのは。 誰かがキビタキはピンがきやすいので簡単だといっていた。 いい連休やった。 まだ明…
宙見屋もすなる月撮りというものを、鳥見屋もしてみむとてするなり。 小望月の方が空は澄んでいました。 30km先の臨海工業地帯はAFでよかったんですが 月に向けるとAFでは真っ白毛 600mmのAFでは夜空を写すセッティングになって、月は明るすぎるんですね。…
ヤマセミに色気がないなんていわせんよ。 どこに色気があるかっち。 チラリズムこそほんまの色気ばい。 壇蜜なんて目やなか。 始終見せるもんじゃなか。 ほれほれ。 さあ撮りんしゃい。 もううちの虜やろう。 ポーズかて、ほらな。 黒い蹴出しが風に舞う。 …
一斉に鳥達が水場に現れたのは、夕方5時半からだった。 雨季の夕方の森の水場は、それでなくても暗いのに、地味な鳥はもう肉眼でなんとか識別できる程度だった。 ちゃんと写るのかどうか不安だったが、ガイドのParさんが驚いたとおり、常用ISO値の高くなっ…
証拠写真というのは、鳥見業界では、センス的には見るべきものはないが、まあ、旬の情報としてはなにがしかの意味がなくもないというショットのことをいう。 で、これをキビタキやエゾビタキの証拠写真として見てもらうのは本意ではない。 本日のテーマの主…
鳥の名前を調べるのは難しい。 ハイドで一番幅を利かせていたのはこのムナフジチメドリだ。 はじめて現れたときにはムシクイの仲間かとホクホクしながらシャッターを切った。 後で調べると似たものはいるがどうも違う。 タイの鳥の図鑑には1000種類もの…
バーダーに必要なもの、それは季節感覚である。 季節を敏感に感知し、自然がいま、どういう状況にあるのかということを的確に判断する能力である。 いいかえれば鳥の目を持つということだろうか。 鳥の気持ちにならなければ、鳥と出会えない。 そのためには…
ヘキサンは水浴びをしたり、他の鳥と睨み合ったりしながら30分もいただろうか。 次々にあらわれる鳥やほ乳類の競演は、まさにバードショウというべきものだった。
鳥見は水ものである。 出かけて出会う保証はない。 タイでも雨季は少し確率が下がる。 8月に出かけるバーダーは愚の骨頂だとも。 でも雨季といっても終日降るわけではない。そこは腐ってもタイ。 2日目は降ったり止んだりで、午後はバードキャンプに戻って…
常駐しているわけではないけれど、やはり地元で見るセイタカシギはありがた味がある。 タイではこれでもかというくらい見たけれど、すぐ目移りしてしまった。 県北ではぐれたのか、1羽のセイタカシギが水を張った田んぼで憩っていた。 近づけなかったけれど…
タイヨウチョウさえ撮れれば、それでいいなどと思っていたが、そんな小心は無用だった。 このキバラタイヨウチョウならホテルの庭や公園やどこの森でも沢山いるし、ほかの鳥だっていくらでもきれいな初見の鳥が撮り放題だし。 でもタイヨウチョウは小さいし…
Bird Campの庭のフルーツフィーダーや花に一番よく来るのはこのオレンジハナドリです。 ハイドの鳥の出も天気も悪いので宿のテラスやエークおばさんの庭で、フィーダーに来る鳥を撮って夕方のハイライトを待ちました。 オレンジハナドリ(Orange-bellied Flow…
いろいろと珍しい鳥が見られる遠征もいいが、待ちに待った旅鳥がいつもの場所に姿を現してくれるというのもバーダーにとっては心浮きたつことである。 いまクマノミズキにはエゾビタキが飛び交っている。 これを後回しにすると、せっかくの季節感とバーダー…
ケンクラチャンのハイドは水場に設けてあるが、穀類やフルーツも撒いているので、いろいろな種類の野鳥がやってくるらしい。 鳥によって現れる時間や順番が決まっていて、おおむね早朝と日没前後に数は多いようだ。 水浴びは天気のいい日しかしないことが多…
鳥見の帰り、十文字原演習場の側を通ったら人だかりがしていて、側の草むらに大型のヘリ(CH47Jチヌーク大型輸送用ヘリコプター)が駐機していた。 野次馬に混じっていると、隊員が大声で「まもなく飛びますが、突風が吹くから飛ばされんよう気をつけて下さい…
夏の気配が消える頃、クマノミズキの実が青く色づいてきて、旅鳥のエゾビタキや夏鳥のコサメビタキやオオルリやキビタキが旅支度をはじめる。 鳥見仲間の情報から、やっと秋雨前線が消えた週末に県民の森に出かけると、エゾビタキとオオルリが熟れ始めたクマ…
このところ週末雨が続いて鳥見ができなかった。 先々週は稙田までいったが、雨が上がりそうもないのでシネコンに入って「風立ちぬ」を観た。 冒頭、主人公が夢の中で空を飛ぶシーン、大正末期の関東平野らしき稲田の上を飛んでいるんだが、見渡す限りの稲田…
2日目は朝から小雨が降ったり止んだりの雨季らしい空模様だった。 朝の7時に発ってまずはBaan Song Nokというバードウォッチング専門ロッジのハイドに連れて行かれた。 ここはエークおばさんという気さくで面倒見のいい女性が切り盛りしている名物鳥見サイ…
ケンクラチャン国立公園はタイ中央部西端、ミャンマー国境にある森林公園で、野生生物の宝庫だ。 8月の繁殖期は立ち入り禁止のため、その周辺で鳥見をせざるをえない。 しかし、バードウォッチャーやカメラマンのためのおあつらえの施設がいくつもあって、…
コキンメフクロウから始まったタイの鳥見の初日の最後は、マングローブ・フォーレストからケンクラチャン国立公園に向かう道をそれた場所のキンイロコウジャクの営巣地だった。 それは何の変哲もない道路に沿ったクリークの岸辺のブッシュにあった。 いたる…
水鳥は旅鳥で日本に来るものも多かったので、ガイドのParさんがすすめるものはあまり食指が動かないのが申し訳なかった。 鳥に対する嗜好はどこでも様々だけど。 ガイドはやはりタイで珍しいものを撮らせるのが腕なわけだ。 シロハラクイナ(White-breasted W…
今回の鳥見行も、時期的にはかなり不利だとガイドや知人に、事前に何度も忠告を受けた。 雨季で鳥が移動していること、撮影条件が難しくなること、繁殖期で保護区に入れないことなどの理由からである。 航空運賃は逆に割高になるし。 経済的な理由で、まとま…