坊主山に上がって待っていると、初冬の野鳥たちの様々な姿が覗ける。
別に覗いたからと言ってどうということもない。
見に来なければ見ることもない鳥たちがそこにいるだけだ。
しかし見ればそこに別の世界が開ける。
それは日常とはパラレルの非日常だ。
二股かける方がなぜか気持ちが和らぐということはある。
紅葉の中に入ってくれる鳥はいるが、なかなか写しづらい。
枝被りで陰になるし、ピンは取られて色もない。
でもせっかくだからとレンズを向けるが修正が厄介だ。
楓も赤いところは先っぽで、ジョビ子は奥に入ってしまうのが残念だ。
カシの木にカケスが2、3羽入ってドングリを集めていた。
何個かを喉に入れて、別の場所に運んでは戻ってくる。
近くで撮りたかったが、近づくと戻って来ない。
よく見かけるわりにシャッターチャンスのない鳥だ。